【祝】西島大介「すべちょ」第3回広島本大賞受賞!

こいこんでもゲスト参加してくださる、西島大介さんの『すべてがちょっとずつ優しい世界』が、第3回広島本大賞を受賞されました!

西島大介「すべちょ」が広島本大賞に&SFマガジンで連載 (コミックナタリー)

広島本大賞 と言っても馴染みのない方が多いかと思いますが、広島県の書店員とタウン誌出版4社が地元に縁のある「ご当地本」から、毎回ジャンルを絞って大賞を選出するというローカル賞です。
第3回にあたる今回のジャンルは「マンガ」ということで、多くの強豪を相手取って『すべてがちょっとずつ優しい世界』(略称:すべちょ)が、見事大賞の栄冠に輝きました。

『すべちょ』は、どことは特定されていない小さい島の小さな村、くらやみ村が舞台の寓話。朝が来ないこの村で、静寂ながらささやかで幸せな日々を送っている村人たち。
そんな村に、街からの「ちょっとよくするご案内」の手紙が届いたところから物語が動き始めます。
直接に広島を舞台にしているわけでも、明示的に原発問題を扱っているわけでもありませんが、3.11を経験してしまった我々に、改めて「なにか」を考えなおすきっかけを与えてくれる、強いメッセージを秘めたお話です。

どこか絵本に通じる西島さん特有の優しい絵柄に、多角的なメタファーやふわふわとして抽象度の高いキャラクター(かぼちゃさん、おばけ、西島さん本人を思わせる音楽家も登場)が相まって、読むひと一人ひとりが自分なりの読み方で楽しめる、大賞にふさわしい優れた作品だとおもいます。 SF者としては、「ちょっとよくするご案内」である科学技術と、「優しさや幸せ」という大事なものの関係をつきつけられた気がして、読後しばらく考えさせられてしまいました。 西島さんには、こいこんでもいくつかの企画に出演していただけるようお願いしています。ありがたいことに多大なご協力を賜りまして、これまであまりなかった内容の企画も実現できそうです。

最後になってしまいました。

西島さん、受賞おめでとうございます!

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カテゴリー その他, ゲスト紹介
投稿者 REM

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