第53回日本SF大会 なつこん

コミケに行った人やTwitterをやってる人はご存知と思いますが、「第52回日本SF大会 こいこん」の翌2014年に開催される大会が公式に発表されました。

 

第53回日本SF大会 なつこん

http://www.nuts-con.net/ja

日時:2014年7月19日(土)20日(日)
場所:つくば国際会議場

参加費など、詳細は公式サイトをご覧ください。



コミックマーケット83

さて、明日から3日間、東京ビッグサイトで「コミックマーケット83」が開催されます。

こいこん実行委員会は
12月29日(土) 東S28a
ここにおります。

大事なことなのでもう一度書きます。

12月29日(土) 東S28a

ここで申込用紙の配布等を行なっております。

ちなみに、一般参加費14,000円は今年いっぱいです。
12月31日申し込み分までです。
2013年1月1日以降の申し込みは、一般参加費18,000円になります。
ここ、結構重要です。

もう一度書きます。

12月29日(土) 東S28a

一般参加費14,000円は今年いっぱい

というわけで、まだ申し込みがお済みでないかたは、この機会に是非(^^♪



広島SF大全5 光原百合「扉守」

 

光原百合「扉守」(文春文庫)

さて、ここまで広島市の歴史を踏まえた硬派な作品が続いたが、もちろん広島SFはそれだけではない。ここで少し視点を変えて、広島県内の他の都市を見てみよう。呉、竹原、福山、尾道…いずれも古い歴史を持ち、独自の文化の蓄積を誇る。それぞれに別の顔を持つ別の街なのだ。もちろんそんな街には時にSFめいた不思議があれこれと潜んでいるものだ。

今回紹介するのはそんなうちのひとつ尾道市。作品中では「潮ノ道」となっているが、描かれる景観・地理・歴史は尾道そのものだ。
著者・光原百合は尾道在住のミステリ作家で、尾道大学芸術文化学部准教授という顔も持つ。他にも詩集・絵本・童話など多彩に活動しており、本書はそんな光原が手がけた郷土愛に満ちた地方都市ファンタジーである。

尾道に限らず、歴史ある地方都市に住むことは、独特の楽しみがある。自分の場合ならば高松・舞鶴あたりに住んでいたころがそうだろうか。
地方都市のコミニュティは小さく、文化人のサークルはさらにまた小さい。だが歴史ある街では「文化を絶やしてはいけない」という意識が強く、ひそかな一芸を持つ人々が網の目のようにネットワークを張り、独自の世界を形作っている。八百屋の主人が書道の名手であったり、電気屋のおかみさんが見事なフラメンコを踊ったり、市役所の広報係長が思いがけない前衛アートの大家であったり…そんな街では文化人の垣根が低く、ふらりと出かけた画廊喫茶で店主と話をしているうちに、気付けばネットワークに組み入れられていたりするものである。
古い街では「えっあの人がそんなことを」と驚くような意外な顔にいつも出くわす。別に隠しているわけではないのだろうが、昨晩のコンサートで喝采を受けたバイオリン奏者が翌日、近所のラーメン屋でネギを刻んでいたりするのを見るとなんとも不思議な気分になる。あなたのすぐそばにいる人々が、実は別の顔を持っている。そんな眩暈のような不思議な感覚。

本書の場合、そんなささやかな文化人たちをつなぐ拠点の役割を果たしているのが、山手にある持福寺の住職を務める了斎。どこの街でもこういう拠点はあるものだ。尾道に潜む様々な不思議を知り尽くしているが、あくまで飄々とマイペース。けっして慌てず動じず、笠智衆演じた「御前様」のような雰囲気である。全7篇から成る連作短編すべてに登場するのは了斎ただ一人であるが、前面には出ず狂言回しに徹している。

潮ノ道=尾道では、ひなびた地方都市の裏側に、様々な不思議が隠されている。名物飲み屋「雁木亭」が守る奇妙な古井戸の伝説とは? 定期的に巡ってくる劇団「天音」に所属する俳優サクヤが持つ奇妙な力とは? 喫茶店セルベルの青年店主が手がける「裏稼業」とは? 街へやってきた「写想家」が引き起こしたひと騒動とは?
いずれも尾道という歴史ある地方都市ならあるかもしれぬと思える絶妙な匙加減で配合されたファンタジー風味がすばらしい。特に表題作「扉守」は、作りこまれた世界観に裏打ちされた、限りなくSFに近い物語である。自分の体験に照らしてみても、大いに納得できる。人々はこのようにこっそりと別の「裏稼業」を持っているものなのだ。実は別に秘密でもなんでもないのだが、普段はしれっと無関係を装っているのは、地方民のシャイな一面のせいなのかもしれない。尋ねれば「ええ、実は」と照れながら答えてくれる。それもまた魅力である。

だが各編の主人公はいずれも高齢化した地方都市では浮いた存在である若者たち。当然地方都市ならではの常識や約束事を知らず、不用意に怪異の中に迷い込んでしまう。
つまり本書は尾道という街を抜きにしては成立しない。怪異はすべて尾道の風土や歴史に根ざして起きており、いわばローカルシティ・ファンタジーというべきもの。尾道の街こそが真の主役といえるかもしれない。

ちなみに本書は、2010年、県内の書店員有志が集まって選出した「広島本大賞」の栄えある第1回受賞作でもある。「広島本大賞」はネット上でかなり話題にもなったようだ。本書の文庫版刊行にあたっては「第1回広島本大賞受賞作」と帯に刷り込まれ、解説は選考委員を務めた広島の書店員・児玉憲宗氏が担当したほどだ。
東京、静岡、北海道と続いてきたご当地SF大全であるが、地元住民によるご当地作品が選出されている事例を目撃するのは初めてだ。これは広島人独自のメンタリティによる可能性があるという。このあたりは、本大会のパネルでいずれくわしく紹介することになるだろう。ご当地SFには必ずつきまとうことでもあるが、今回は特に「内側からの視点」を注意して見て行く必要がありそうだ。
「広島本大賞」は今も継続して開催されている。第三回のこのたびはコミックに絞った選考なのだそうで、西島大介や山岸涼子がノミネートされている。SFファンとしても今後の展開も目が離せないことになりそうだ。(高槻 真樹 )



聖獣天神リュウガ

12月25日発売の「S-Fマガジン 2月号」に掲載された”こいこん”の広告ですが、なにやらかっちょいいヒーローのイラストになってます。

せっかくなので、文字なしバージョンを。

これは、お隣の山口県岩国市に誕生した新しいローカルヒーロー「聖獣天神リュウガ」の主人公リュウガと、ヒロインのリン。

http://ameblo.jp/seijuutenshin-ryuuga/

「なんで広島じゃなくて山口のキャラなんだよ」
と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、そこは大丈夫。

なんとこのリュウガ、現在までの活動の多くが大竹市。

広 島 県 大 竹 市

ほとんど広島のヒーローのようなもの(勝手に)。

というわけで、SF大会の広告イラストを描いていただきました。

スケジュールが空いていれば、大会当日にアステールまで来てくれるそうです。
いや、ほら、ノーギャラだから無理言えないじゃん?
夏休み付近の土日だし。



参加費が…上がる…

現在の一般参加費は14,000円ですが
2013年1月1日より一般参加費が

18,000円

になります。

アップ分の4,000円で何が出来るかというと
・安い宿1泊分
・食費2日分くらい
・ちょっと足せばゲームソフトが買える
・小説だと3~4冊分
・軽やファミリーカーならガソリン満タン
・「映画の日」に映画が4本観れる
・お好み焼き屋で、そば肉玉ダブルを5枚食べられる
・もみじ饅頭を50個買える
等など…

来年はさらなる値上げを予定しておりますので、お早めのご登録をお願いいたします。



岩国錦帯橋空港開港

12月13日より、山口県の新空港「岩国錦帯橋空港」が開港となりました。
http://iwakuni-airport.jp/index.php

米軍基地があることでも有名なこの岩国市。隣は広島県大竹市-つまりお隣さん。
広島駅からの直線距離だと、広島空港と大差ありません。

さて…

広島駅-岩国駅はJRで約45分。
岩国駅から岩国錦帯橋空港は車で約5分。
乗り換えその他の時間を含めても1時間ほど。

広島駅-広島空港は、というと…
JRで広島駅から山陽本線で白市駅まで約50分+そこからバスで15分ほど。
リムジンバスだと広島駅から45分。とはいえ、交通量や天候によって変動するので、1時間以上かかることもよくあります。
SF大会は夏ですが、冬場などは雪で運行中止、なんてことも。

おやおや?
実は岩国錦帯橋空港の方が便がいいんじゃないか?
という噂もチラホラ…。

SF大会参加に利用する場合は
岩国錦帯橋空港からバス等で岩国駅へ行き、そこからJRで広島駅の1つ前の横川駅へ。
横川駅南口から路面電車でヱヴァ…じゃなくて江波行きに乗って舟入町下車。
目の前のパチンコ屋の横の道をまっすぐ東へ400mほど行けば、もうそこはアステールプラザ。

距離や所要時間だけで考えると、然程の違いはないんですが、1つの大きな違いが。
この岩国錦帯橋空港、なんと「軍民共用」なんです!
空港のすぐ南には米海軍海兵隊岩国基地が、さらにその南には海上自衛隊岩国基地。
なんというか、ミリヲタ歓喜?
そんな空港、使わない手はないでしょう。

しかし…。
まぁ、オチもあります。

この岩国錦帯橋空港は現在(開港時)
・岩国-羽田便しかない
・1日4往復
ぶっちゃけ、便数が少ないんです。

とはいえ、日本に数少ない軍民共用空港なので、利用を考えてみてはいかがでしょうか?



自主企画の受付を開始しました

12月1日より、自主企画の申し込み受付を開始いたしました。

お申し込みは、公式サイトの「企画/プログラム」からお願いします。
http://www.koicon.com/ja/program.html

また、現在、書面での申し込みは受け付けておりません。
申し込みサイトがご利用できないかたはお問い合せフォームからご連絡ください。

疑問、質問等は「自主企画について」のFAQを御覧ください。

実施が決定した企画については、随時公開していく予定です。